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新町古町民家再生プロジェクト



町屋再生プロジェクトのイベントに参加した。
河原町の長野さん(河原町文化研究所所長)、新町の宮本さん(BLOG講座の生徒さん)、そして人間都市研究所の冨士川さん(まちなみトラスト事務局長)

新町、古町のメンバーで町屋を愛でているメンバーの主催^^
ぎりぎりで間に合ってよかった。

西日本新聞社から取材された<上乃裏>の仕掛け人たちの記事!
熊本には熱い勇士がまだまだたくさんいる。


自然発生 路地裏は“ゲリラ横町” 熊本・上乃裏通り 2003/0530西日本新聞掲載

熊本市の中心商店街・上通から東へ約百メートル離れた路地裏。車一台がやっと通れるような道沿いに昨年十月、民家を改造した飲食店「YOKOBACHI」が開業した。

 路地裏で飲食店四店舗をもつ草野龍二さん(58)の二男、耕平さん(26)が切り盛りする店には土間、中庭や小さな離れがある。都会の隠れ家―。週末の夜は予約客でごった返す評判の店だ。

 「上乃裏通り」。マンションや民家、寺など生活空間が広がる一帯は住宅と商業地が混在し、若者に人気の福岡市・大名地区を思わせる。フランス料理、ガラス張りの美容室、ブティック…。店舗数は百店舗を超えるという。「ここは、店が神出鬼没の“ゲリラ横町”ですばい」。草野さんの表情が引き締まった。

 ▼低賃料が呼び水
 きっかけは草野さんが十七年前、蔵を改造したビアレストラン「壱之倉庫」だった。

 「蔵が好きでお店にできるような物件を探してたら文化的な香りがする、ここに落ち着いた。銀行は出店に不安そうでしたけどね」。草野さんは振り返る。

 繁華街の下通と比べ、上通周辺は老朽化した築百年以上の空き家が多い。おまけに再開発の対象外で地価も安い。壱之倉庫に誘われるように、徐々に店が集まり、資金の少ない若手経営者でも経営できる環境があった。

 「路地裏を探索する楽しさや価格の安さが魅力だろう。自然に生まれた店が競争し合い、やる気のある人が集まればいい」と草野さん。個々のエネルギーが裏通りの魅力度を高めている。

 ▼街をリフォーム
 「防火地域」「準防火地域」に指定され、木造建物の多い裏通り。取り壊せば鉄筋建てにしなければならず、新築コストがかかる。この“制約”を逆手に取ったのが熊本市のサンワ工務店社長、山野潤一さん(48)だ。

 「(評判の)上乃裏通りに出店場所はないですか」「無人の建物をどうにかしたい」

 壱之倉庫など改装を手掛けた山野さんに依頼が舞い込む。傾いた木造建築を改装する名人は「駐車場を望むオーナーが、最近は改装を希望する」という変化がうれしい。

 改装した旅館跡にレストランや衣料店など五店舗が入居した。しなびた客室が毎月の賃料収入を生み出す「優良資産」に変身するのだが、賃貸料は一坪(三・三平方メートル)一万円前後と低い。「もともと収入のない建物だから安くできる。金はなくてもやる気のある若者が集まる」。山野さんが生き返らせた店は約七十店に達したという。

 ▼商店街にも刺激
 裏通りの活気は近隣の商店街も熱くする。

 古本屋やギャラリーが目立つ上通一・二丁目商店街は一九九〇年、アーケードを撤廃した。街路樹のそよぐ「上通並木坂」には個性的な古着屋や飲食店が集まり、流れを呼び込んだ。

 男と女、昼と夜。対をなすからストーリーが生まれ、表と裏も溶け合える。「路地裏との相乗効果」を同商店街振興組合理事長の河島一夫さん(50)は日々感じる。

 「みんなで裏通りの呼び名を募ろう」。上通に活気が戻ってきた四年前。自然発生的に生まれた裏通りの経営者たちと商店主たちが考えた共同作品が、それぞれから一字ずつとった「上乃裏通り」だった。

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